チェスはどうすれば勝てますか?
相手のキングをチェックメイトすれば勝ちです。チェックメイトとは、キングが攻撃されていて(チェック)、どう指してもそのチェックを外せない状態のことです。
チェスは8×8の盤で遊び、それぞれ16個の駒から始めます。いつも白が先手で、1回に駒を1つ動かします。相手の駒があるマスに動くとその駒を取り、盤から取り除きます。キングそのものが取られることはありません。チェックされたら次の手で必ず外さなければならず、外す方法がなければ対局は終わりです。このサイトは国際チェス連盟(FIDE)の標準ルールに従っています。
チェスの駒はそれぞれどう動きますか?
駒はキング・クイーン・ルーク・ビショップ・ナイト・ポーンの6種類です。ほかの駒を飛び越えられるのはナイトだけで、それ以外の駒は道がふさがると止まります。
| 駒 | 数 | 動き方 |
|---|---|---|
| キング | 1 | どの方向にも1マス。攻撃されているマスには動けません |
| クイーン | 1 | 縦・横・斜めにどこまでも |
| ルーク | 2 | 縦・横にどこまでも(将棋の飛車と同じ) |
| ビショップ | 2 | 斜めにどこまでも(将棋の角と同じ)。最初のマスの色から一生出られません |
| ナイト | 2 | L字形: 一方向に2マス進んでから横に1マス。駒を飛び越えられます |
| ポーン | 8 | 前に1マス(最初の1手だけ2マスも可)。取るときは斜め前に1マス。後ろには戻れません |
キャスリング・アンパッサン・プロモーションとは?
チェスの3つの特殊な手です。キャスリングは1手でキングとルークを一緒に動かし、アンパッサンは2マス進んで横を通り過ぎた相手のポーンを取る手、プロモーションは最後の段に着いたポーンを強い駒に変える手です。
- キャスリング:キングをルークのほうへ2マス動かし、そのルークをキングの反対側のマスへ移します。キングもそのルークもまだ一度も動いていないこと、間のマスがすべて空いていることが条件です。チェックされているとき、相手に攻撃されているマスを通るとき、攻撃されているマスに着くときもできません。このサイトではキングを横に2マス動かすとキャスリングになります。
- アンパッサン:相手のポーンが最初の位置から2マス進んで自分のポーンのすぐ横に来たとき、1マスだけ進んだものとして取れます。すぐ次の手でしないと権利はなくなります。
- プロモーション:いちばん奥の段に着いたポーンは、クイーン・ルーク・ビショップ・ナイトの中から好きな駒になります。たいていはクイーンを選びますが、ナイトでチェックメイトになることもあるので選べるようにしています。
チェスはどんなときに引き分けになりますか?
よくある引き分けはステイルメイト(チェックされていないのに指せる手がない)、50手ルール、同一局面3回、駒不足です。
| 引き分け | 条件 |
|---|---|
| ステイルメイト | 手番の人がチェックされていないのに、指せる手がない |
| 50手ルール | 駒取りもポーンの移動もないまま、双方が50手ずつ指した |
| 同一局面3回 | 同じ局面(同じ駒の配置・同じ手番・同じキャスリングとアンパッサンの権利)が3回現れた |
| 駒不足 | キング対キング、キングとビショップかナイト1つ対キングなど、どちらもチェックメイトできない |
実際の大会では、50手ルールや同一局面3回は対局者が申告して引き分けになります。このサイトでは条件を満たした時点で自動的に引き分けになります。
チェス初心者のいちばんのコツは?
- 中央を取りましょう。eポーンかdポーンを2マス進めて始めると、中央のd4・e4・d5・e5をにらみ、駒の通り道も開きます。
- ナイトとビショップを先に出しましょう。同じ駒を何度も動かさず、毎手新しい駒を出しましょう。早く出したクイーンは追い回されて手損になります。
- 早めにキャスリングしましょう。真ん中に残ったキングは開いた筋から攻められやすくなります。キャスリング1手でキングを隅にしまい、ルークも働かせられます。
- 指す前に、取られる手とチェックを全部確認しましょう。初心者が負けるいちばんの理由は、守られていない駒を放っておくことです。
- 交換の前に駒の価値を数えましょう。下の表を目安に、損になる交換は避けましょう。
| 駒 | ポーン | ナイト | ビショップ | ルーク | クイーン |
|---|---|---|---|---|---|
| 価値(目安) | 1 | 3 | 3 | 5 | 9 |
コンピューターのレーティングはどう選べばいいですか?
ルールを覚えたばかりなら約400か約600から、ルールをよく知っているなら約1000から始めて、勝ったら1段階上げましょう。
コンピューターは、おおよそのレーティングで表した400・600・800・1000・1200・1500・1800の7段階です。下のレベルはときどきでたらめな手を指し、少し先しか読みません。上のレベルは1秒ほど考えて数手先まで読みます。コンピューターどうしの対戦では上のレベルが下のレベルに勝ちますが、数字は大まかな目安で、チェスサイトや連盟の公式なレーティングではありません。
約1800のコンピューターは1秒ほど考え、数手先まで読み、駒の取り合いを最後まで計算します。低いレベルから始めて、駒をただで取られない練習をしましょう。コンピューターは毎局、よく指される初手の中から違う手で始めます。
チェスと将棋・チャンギ(韓国将棋)の違いは?
チェスと将棋は駒をマス目の中に置き、チャンギは線の交点に置きます。チェスは8×8の64マス、将棋は9×9の81マス、チャンギは縦9本・横10本の線(交点90)の盤を使います。
- チェスでは取った駒は使えません。将棋のように持ち駒として打つことはできません。
- チェスのポーンは最後の段でプロモーションします。将棋の「成り」に近いですが、クイーンなど好きな駒を選べます。チャンギの卒は成りません。
- チャンギの将は宮から出られませんが、チェスのキングは盤のどこへでも行けます。
- チャンギにはクイーンにあたる駒がない代わりに、ほかの駒を飛び越えないと動けない包があります。
このページでの遊び方は?
- 動かす:自分の駒をタップすると、動けるマスに点、取れる駒に輪が表示されます。印の付いたマスをタップすると動きます。
- ドラッグ&ドロップ:マウスなら駒をつかんで目的のマスまでドラッグすることもできます。
- プロモーション:ポーンが最後の段に着いたら、クイーン・ルーク・ビショップ・ナイトから選びます。選択欄の外をタップすると取り消せます。
- 待った:コンピューター対戦では、コンピューターの手と自分の手をまとめて戻します。
- 盤を反転:黒を選ぶと自動的に黒が下になります。このボタンでいつでも盤の向きを変えられます。