チャンギはどうすれば勝てますか?
相手の将(王にあたる駒)を詰ませれば勝ちです。王手をかけて、どう動いても逃げられない状態にします。楚(緑)が先手で、そのあと交互に駒を1つずつ動かします。
チャンギ(장기)は韓国に古くから伝わる将棋で、中国の象棋(シャンチー)と同じ仲間です。盤は横10本・縦9本の線でできていて、駒はマス目の中ではなく線の交点に置きます。それぞれの陣地の奥には、真ん中に×印が描かれた3×3の宮(九宮)があり、将と2つの士は宮の外に出られません。自分の将が王手のままになる手は指せません。
このサイトの決まり: 王手されていないのに指せる手がない場合は引き分けです。全体で200手に達したら残りの駒の点数で判定し、後手の漢には1.5点のコミが付きます。将どうしが向き合う「ピッチャン」のルールやパスは使わないので、将が空いた筋で向かい合ってもそのまま対局が続きます。
チャンギの駒はどう動きますか?
それぞれ16枚: 将1、車2、包2、馬2、象2、士2、卒(兵)5です。縦横にどこまでも進める車がいちばん強い駒です。
| 駒 | 動き方 | 点数 |
|---|---|---|
| 将(楚・漢) | 宮の中で線に沿って1歩。宮の斜め線も通れます | なし |
| 士 | 将と同じく宮の中だけで1歩 | 3 |
| 車 | 縦横にどこまでも進めます。将棋の飛車と同じで、宮の斜め線も通れます | 13 |
| 包 | 線に沿って駒をちょうど1つ飛び越えないと動くことも取ることもできません。包は飛び越えることも取ることもできません | 7 |
| 馬 | まっすぐ1歩進んでから、外側へ斜めに1歩。最初の点に駒があると進めません | 5 |
| 象 | まっすぐ1歩進んでから、斜めに2歩。途中の点のどちらかに駒があると進めません | 3 |
| 卒・兵 | 前か横に1歩。後ろには戻れません。相手の宮の中では斜め前にも1歩進めます | 2 |
チェスのナイトや将棋の桂馬と違い、チャンギの馬と象は途中でふさがれます。進む道の最初の点に駒があると、その方向には動けません。このふさがれる点を韓国語で「ミョク」と呼びます。
チャンギの包はどう動きますか?
包はいつも駒をちょうど1つ飛び越えてまっすぐ動きます。飛び越えたあとは、空いている点ならどこにでも止まれ、最初に出会った相手の駒を取ることもできます。
飛び越える駒(台)は自分の駒でも相手の駒でもかまいませんが、包を台にすることはできず、包で包を取ることもできません。台がなければ包はまったく動けないので、盤に駒が多い序盤にいちばん強い駒です。宮の中では、中央の点に駒があれば、角から反対側の角へ斜めに飛び越えることもできます。包の王手は、将を逃がす、台をどける、間にもう1枚駒を入れる、のどれかで防げます。
馬と象の配置とは?
対局の前に、それぞれが車と士の間にある最後列の4つの点に馬と象をどう並べるかを4通りから1つ選びます。このサイトでは設定で選びます。
| 配置 | 最後列(自分から見て左から) |
|---|---|
| 象馬象馬(初期設定) | 車・象・馬・士 · 士・象・馬・車 |
| 馬象馬象 | 車・馬・象・士 · 士・馬・象・車 |
| 馬象象馬 | 車・馬・象・士 · 士・象・馬・車 |
| 象馬馬象 | 車・象・馬・士 · 士・馬・象・車 |
配置によって序盤に馬と象が使える道が変わるので、それぞれ違う序盤になります。韓国語では상마상마(サンマサンマ)のように呼び、「サン」が象、「マ」が馬です。コンピューター対戦では自分の配置だけを選びます。コンピューターは毎局ランダムに配置を選び、どれを選んだかは案内の行に表示されます。
チャンギと中国象棋(シャンチー)・将棋の違いは?
盤は似ていますが、チャンギには川(河)がなく、包は動くときも飛び越えが必要で、象は遠くまで動けて盤のどこへでも行けます。将棋と比べると、チャンギは交点に駒を置き、将は宮から出ず、取った駒は使えません。
- 包:象棋の砲は車のように動き、取るときだけ飛び越えます。チャンギの包は動くときにも飛び越えが必要で、包どうしは飛び越えることも取ることもできません。
- 象と卒:象棋の象は斜めに2点動き、川を渡れません。チャンギの象はまっすぐ1歩と斜め2歩で、どこへでも行けます。象棋の卒は川を渡ってから横に動けますが、チャンギの卒は最初から横に動けます。
- 将と配置:象棋の将はまっすぐしか動けませんが、チャンギの将は宮の斜め線も使えます。象棋の初期配置は1通りだけですが、チャンギは4通りから選べます。
- 将棋:将棋は81マスのマス目に駒を置き、取った駒を持ち駒として打てて、敵陣に入ると成れます。チャンギは持ち駒も成りもなく、端まで進んだ卒も卒のままです。
チャンギ初心者のコツ
- 車を大事にしましょう。13点のいちばん強い駒です。序盤に馬や象と交換すると大損です。
- 包は盤が混んでいるうちに使いましょう。台が必要なので終盤は力が落ちます。相手の包に飛び越えやすい台を与えないようにしましょう。
- ふさがる点を確認しましょう。馬と象は最初の点がふさがると進めません。相手の馬の前に駒を置くと動きを止められます。
- 卒は横に並べましょう。卒は横にも取れるので、2枚が隣り合っているとお互いを守れます。
- 宮の斜め線をねらいましょう。車と包は斜め線も通れるので、詰みの多くは宮の角と中央を同時に攻めて生まれます。
- 王手されたら3つの防ぎ方を全部見ましょう。将を逃がす、筋をふさぐ、王手をかけた駒を取る。いちばん損の少ない手を選びましょう。
コンピューターの棋力と駒落ちはどう選べばいいですか?
はじめての方は18級か15級から始めて、勝てるようになったら1段階ずつ上げましょう。上の級が強すぎるときは、コンピューターが車や包を外して始める駒落ちで対局しましょう。
コンピューターの棋力は18・15・12・9・6・3・1級の7段階です。上の級ほど先の手まで読み、下の級はわざと弱い手を混ぜます。コンピューターどうしの対戦では上の級が下の級に勝ちますが、表示は大まかな強さの目安で、公式な級ではありません。
駒落ちは、強さの違う相手とバランスを取るチャンギの伝統的な方法で、強いほうが対局前に駒を外します。このサイトではコンピューターが包・馬・車・車と包のどれかを外して指せます。包落ちがいちばん差が小さく、車包落ちがいちばん差が大きくなります。
1級のコンピューターは考える時間の中でできるだけ先まで読み、駒の取り合いを最後まで読み切ります。チャンギがはじめてなら、低い級から始めて車と包の動きに慣れましょう。
このサイトでの遊び方
- 駒を選ぶ:自分の駒をタップかクリックします。黄色い枠が付き、行ける空き点には青い点、取れる相手の駒には赤い枠が表示されます。
- 動かす:点か赤い枠をタップするとそこへ動きます。別の自分の駒をタップすると選び直せます。
- 印:直前の手はオレンジの枠と点線の円で示されます。王手された将は赤く光り、状態の行に「王手!」と出ます。
- 待った:コンピューター対戦ではコンピューターの手と自分の手をまとめて戻します。2人対戦では1手戻します。
- 盤の向き:コンピューター対戦では自分の陣営がいつも下です。2人対戦では楚が下、漢が上です。