将棋とはどんなゲームですか?
将棋は、9×9の盤の上で先手と後手が20枚ずつの駒を交互に動かし、相手の玉を詰ませたほうが勝つ日本のボードゲームです。ほかの将棋類といちばん違うのは、取った駒が自分の駒になり、盤のどこにでも打ち直せることで、駒が減らないので最後まで攻めが続きます。
駒はすべて同じ色の五角形で、とがったほうを相手に向けて置き、向きで自分の駒と相手の駒を見分けます。相手陣の3段に入ると裏返して強い駒に成ることができ、取られた駒は成りが解けた状態で取った側の駒台に乗ります。このゲームは正式ルールをすべて入れ、コンピューターのやさしい・ふつう・むずかしいの3段階と、1つの画面で2人が交互に指す方式を選べます。
将棋の駒はどう動きますか?
片方に玉1、飛車1、角行1、金将2、銀将2、桂馬2、香車2、歩兵9の計20枚です。飛車と角行がいちばん強く、金将は成り駒すべての動きの基準で、桂馬は前にだけ跳び、歩兵は前に1マスだけ進みます。
| 駒 | 文字 | 動き | 成ると |
|---|---|---|---|
| 王将・玉将 | 王 · 玉 | 8方向に1マス | なし |
| 飛車 | 飛 | 縦横にさえぎられるまでどこまでも | 龍王:飛車の動き+斜めに1マス |
| 角行 | 角 | 斜めにさえぎられるまでどこまでも | 龍馬:角行の動き+縦横に1マス |
| 金将 | 金 | 前・斜め前・横・後ろに1マス(斜め後ろだけ動けない) | なし |
| 銀将 | 銀 | 前・斜め前・斜め後ろに1マス(横と真後ろには動けない) | 成銀(全):金と同じ |
| 桂馬 | 桂 | 前に2マス進んで横に1マス、駒を飛び越える。後ろには戻れない | 成桂(圭):金と同じ |
| 香車 | 香 | 前にさえぎられるまでどこまでも | 成香(杏):金と同じ |
| 歩兵 | 歩 | 前に1マス | と金:金と同じ |
コンピューターが手を選ぶときの駒の価値は、歩1、香3.5、桂4.5、銀5.5、金6、角9.5、飛11ほどで、と金は金と同じ6に数えます。歩1枚が金になるわけですから、相手陣に歩を押し込むのが将棋の基本の攻めです。
成りはいつ、どうやってするのですか?
駒が相手陣の3段の中から出る手、または中に入る手を指すと、その手の終わりに成ることができます。玉と金は成らず、成り駒は取られると元の駒に戻ります。
- 選べるとき:銀・桂・香は成ると後ろに動く力や跳ぶ力を失うので、成らないこともできます。このゲームは両方が可能なとき「成る」と「不成」の2枚の駒を表示して選んでもらいます。
- 自動で成る:飛・角・歩は成って損な場合がないので、成れる場所に着くとすぐに龍・馬・とに変わります。
- 必ず成る:歩と香が最後の段、桂が最後の2段に着くとそれ以上動けないので、必ず成ります。
- 文字の色:成り駒は赤い文字(龍 馬 全 圭 杏 と)で表示され、ひと目で見分けられます。
取った駒はどう使いますか?
取った駒は自分の駒台に乗り、自分の手番に駒を動かす代わりに、駒台の駒を1枚、空いているマスに打つことができます。成りが解けた状態で入り、打つ手で成ることはできません。ただし3つの禁じ手があります。
| 禁じ手 | 内容 |
|---|---|
| 二歩 | 自分の成っていない歩がすでにある縦の筋には歩を打てない。いちばん多い反則 |
| 打ち歩詰め | 歩を打つ手で相手の玉をそのまま詰ませてはいけない。歩を動かして詰ますのはよい |
| 行き所のない駒 | 歩・香を最後の段に、桂を最後の2段に打てない |
このゲームは駒台の駒をタップすると打てるマスにだけ点が出るので、二歩や行き所のないマスには打てず、打ち歩詰めになるマスも自動で外れます。キーボードでは数字キー1〜7が駒台の飛・角・金・銀・桂・香・歩の順です。
将棋はどう終わりますか?
王手をかけられて、どの手でも逃れられなければ詰みで負けです。王手でなくても指せる手が1つもなければやはりその側の負けで、同じ局面が4回出ると千日手で引き分けです。
- 自殺手の禁止:指したあとに自分の玉が攻められている手は最初から指せず、動ける場所の表示にも出ません。
- 千日手:盤面・両方の持ち駒・手番がすべて同じ局面が4回出たら引き分けです。ただしその間に片方の指した手がすべて王手だったなら、連続王手をかけた側の負けです。
- 入玉:両方の玉が相手陣に入って詰みにくくなった場合、正式には点数で決めます。このゲームでは簡単に、300手を超えたら引き分けとします。
韓国のチャンギやシャンチーとは何が違いますか?
3つの将棋は同じ祖先を持ちますが、将棋だけが取った駒を使い直せて成りがあり、川や九宮がなく、駒を交点ではなくマスの中に置きます。違いを押さえておけば、どれを指しても迷いません。チャンギ(韓国将棋)とシャンチー(中国象棋)も同じようにコンピューターと対局できます。
| 項目 | 将棋(日本) | チャンギ(韓国) | シャンチー(中国) |
|---|---|---|---|
| 盤 | 9×9のマス、駒はマスの中 | 9×10の交点、九宮あり | 9×10の交点、川と九宮あり |
| 駒の数 | 片方20枚、8種類 | 片方16枚、7種類 | 片方16枚、7種類 |
| 駒の形 | 同じ色の五角形、向きで区別 | 八角形、楚と漢で色が違う | 丸い駒、紅と黒で色が違う |
| 取った駒 | 自分の駒として打てる | 盤から消える | 盤から消える |
| 成り | 相手陣の3段で裏返す | なし | なし |
| 玉・将 | 盤のどこへでも | 九宮の中だけ | 九宮の中だけ、向かい合い禁止 |
| 砲 | なし | 駒を1つ飛び越えて動く | 取るときだけ1つ飛ぶ |
| 動けないとき | その側の負け | パス | その側の負け |
コンピューターの強さはどう違いますか?
やさしいは1手先だけを見ながらわざとぶれた手を混ぜ、ふつうは3手先、むずかしいは1秒以内に読めるところまで(ふつう5〜7手)読みます。3段階とも千日手で負ける手は避けます。
コンピューターはアルファベータ枝刈りと反復深化で手を読み、駒を取る手は局面が静かになるまでさらに調べます。持ち駒を打つ手まで数えるので1つの局面で選べる手はふつう80を超えますが、別の作業スレッドで考えるので、考えている間も画面が止まりません。最初の画面で自分を先手と後手から選べ、後手を選ぶと盤が反転して自分の駒が下に来ます。段階ごとの勝ち・負け・引き分けの成績はこのブラウザに残ります。
将棋初心者のコツは?
- まず角道を開けましょう。最初の一手で角の前の歩(7六歩)を突くと角の斜めの道が開きます。飛車先の歩(2六歩)を突くのもよくある初手です。
- 玉は飛車と反対側へ。飛車のある側は戦場になります。玉を反対側に移して金と銀で囲うことを「囲い」といい、これがないと持ち駒を1枚打たれただけで崩れます。
- 歩を打つ筋を確かめましょう。二歩は即反則負けのルールです。このゲームは防いでくれますが、成っていない自分の歩がある筋には歩を打てないという感覚を身につけておきましょう。
- 持ち駒は相手の玉のそばに。金や銀を玉のすぐ横に打つ手が詰みのほとんどを作ります。駒台に金があれば、相手の玉のまわりの空きマスから先に見てください。
- 銀は攻め、金は守り。銀は斜め後ろに戻れるので前に出して使いやすく、金は横と後ろに動けるので玉を守るのに向いています。
- 成りを先送りしないこと。歩は相手陣に入るとすぐと金になって金の価値になります。飛車と角は相手陣を出入りするだけで龍・馬になります。
操作方法
- スマホ・マウス:駒をタップすると持ち上がって動ける場所に点が出て、場所をタップすると置けます。ドラッグして置いてもかまいません。駒台の駒をタップするかドラッグして空きマスに置くと打てます。
- 成りの選択:成るかどうかを選べる手では2枚の駒が浮かび上がります。赤い文字のほうが成る、もう一方が不成です。Enterで成る、Nで不成、Escで取り消しです。
- キーボード:矢印キーかWASDでマスを選び、EnterかSpaceで駒を持ったり置いたりします。数字キー1〜7で駒台の駒(飛・角・金・銀・桂・香・歩)を選びます。Escで選択を取り消し、Ctrl+Zで待ったです。
- 待った:コンピューター戦では自分の手とコンピューターの応手をまとめて戻し、2人対戦では最後の1手を戻します。打った駒は駒台に戻ります。
- 音:右上のスピーカーのボタンで駒を「パチッ」と置く音を切り替えます。設定はブラウザに保存されます。
駒の文字は日本の表記(王 玉 飛 角 金 銀 桂 香 歩、成り駒は 龍 馬 全 圭 杏 と)にならいました。盤と駒はすべてコードで描いており、成績と設定だけがこのブラウザに保存され、サーバーには送られません。